記事内に広告が含まれています

Erie / Prayerの鑑賞録(曲目と感想と紹介を添えて)

この記事は約2分で読めます。

このアルバム

フルアルバムというよりはミニアルバムと考えた方がよいかも知れない。

聞き所は2曲目だろう。

この曲はCX系で5年にわたり放映された「ワーズワースの庭」「ワ―ズワースの冒険」のテーマ曲として使われた曲のセルフカヴァーである。

懐かしさに、そして当時この曲が好きだった人には、この曲だけでもお薦め。ただ、この曲も途中で音が割れる箇所、もしくは割れているように聞こえる箇所がある。

プロデュースした人間の耳が変なのか(でも、気が付くだろ、普通)、マスタリング前の段階で音が割れていたのか、マスタリングを失敗したのか…曲をぶち壊しにしている感じで、なんともお粗末である。

※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

曲目

Erie
2001
Album title
“Prayer”
Label : Kitty MME

ErieをAmazonで探す

1 Sanctuary (a cappella)
2 Shalion
3 Edes Lany
4 Oh My Glory
5 Scarborough Fair
6 Sanctuary
7 Prayer

5曲目はサイモン&ガーファンクルの名曲(この曲も、もともとはイギリスの古い伝承歌を元に作られたものであるから、イギリスの民謡と考えてもよいかもしれない)をカヴァーしたもの。イギリスの民謡風にアレンジされているので、音色が温かい。木訥とした雰囲気があって好印象。

1曲目と6曲目は同一曲。アカペラかピアノが入っているかの違いである。が、リミックスのし易い曲だと思う。

このSanctuaryと2曲目のShalionはリミックスすれば生き返る曲だと思う。特に2曲目のShalionは上手くリミックス(でも、今の日本にはいないんだよねぇ…上手くリミックスできる人…)すれば、完全に生き返ると思うが、如何ですかレーベル関係の方々?

アルバムの評価

★★★★☆☆☆☆☆
【評価の内訳】2.0
【構成・バランス】D=0.5
【飽きのこなさ】C=1
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:2曲目
Bランク:1曲目、6曲目

Erie =河井英里プロフィール:
ヴォーカル兼コンポーザーの河井英里が中心となったインストゥルメンタル・ユニット。

2001年の他のアルバム

Lighthouse Family / Whatever Gets You Through The Day(2001年)の紹介と感想
このアルバム ファーストアルバムから一貫した作り込みが丁寧なアルバムです。職人的な気質すら感じます。 こういう作り込みをするアーティストはクラブ系のアーティストに見られる傾向ですが、やはりある程度の影響を受けているようです。 クレジットの作...
Traveler 1の鑑賞録(2001年)の紹介と感想
このアルバム 1枚のアルバムで世界各国の音楽を新しく解釈した音楽に出会えます。 題名の通りTravelerの名にふさわしいコンピレーションです。 3曲目:スーコ・ワンオースリーと読みます。オランダを拠点に活動するエレクトロニック・ブラジリア...
Jose Padilla / Navigator(2001年)の紹介と感想
前作と比べると曲調のバリエーションが広がっている感じです。前作同様のもあれば、より軽やかな曲、深い印象を与える曲...。バラエティに富んでいる分、Chill Outになじみのなかった人にも聞きやすくなった感じです。
Cafe del Mar 8 (2001年)の紹介と感想
本作は"本当の意味"でのcafe del marではない。というのも、コンパイラーがMANIFESTOのA&Rの2人だからである。レジデントDJのBRUNOがコンパイルしたわけではない。
REAL IBIZA 4(2001年)の紹介と感想
REAL IBIZA(リアル・イビサ)の第4弾。超おススメアルバムです。コンパイラーがPhil Mison, James Horrocks & Thomas Foleyに変更しました。
タイトルとURLをコピーしました