プロフィール
本名はRichard Melville Hall。1965年9月11日生まれ。アメリカのコネチカット州出身。
メルビルと名づけられたことから、生後間もなくモービーのあだ名が付いた。
「Moby」は、彼の遠い親戚にあたるアメリカ作家ハーマン・メルヴィルの「白鯨」 (Moby-Dick) による。
Voodoo ChildやSchaumgummiの名義でも活動をしている。
これまでのアルバムのトータルセールスは2000万枚を超えている。
厳密な菜食主義者である。ニューヨークの自宅近くでカフェ「Teany」とグッズショップ「The Little Idiot」を運営しており、写真家や執筆家としての一面もあり、チャリティー活動にも力を入れている。
10歳の頃から色々な音楽に挑戦し、クラシック、ジャズ、パンクロックなどの音楽の影響を受ける。音楽活動の開始時はハードコア・パンクだった。
1980年代末にイギリスで起きたセカンド・サマー・オブ・ラブの影響を受けて1990年代初頭からDJ活動を始めた。
ジャンルレスなアーティストであり、ジャンルという概念から逸脱しているアーティストである。ロックテイストあり、ファンクテイストあり、ブラックテイストあり、HIP HOPテイストあり、テクノテイストあり、BIG BEATテイストあり、もちろんChill Out(チル・アウト)テイストあり…。現在、奇才と呼ばれるにふさわしいアーティストの一人である。
1991年、Angelo Badalamentiの「ツイン・ピークス」のテーマ曲をサンプリングした「GO」が大ヒットした。
1999年のアルバム「Play」ではブルースなどのサンプリングも行い、全世界で1000万枚を超えるセールスとなった。
アルバム
- Moby (1992)
- Ambient (1993)
- Everything Is Wrong (1995)
- Animal Rights (1996)
- Play (1999)
- 18 (2002)
- Hotel (2005)
- Last Night (2008)
- Wait for Me (2009)
- Destroyed (2011)
- Innocents (2013)
- Long Ambients 1: Calm. Sleep. (2016)
- These Systems Are Failing (2016)
- More Fast Songs About the Apocalypse (2017)
- Everything Was Beautiful, and Nothing Hurt (2018)
- Long Ambients 2 (2019)
- All Visible Objects (2020)
※曲のリストをうまくご活用ください。きっとお目当ての曲が見つかると思います。良い音楽との出会いを楽しんでください。
※この年にリリースされたアルバムを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。