記事内に広告が含まれています

(映画)X-MEN3 ファイナル ディシジョン(2006年)の考察と感想とあらすじは?

この記事は約5分で読めます。

シリーズ第3弾。シリーズ最終作(本当か?)。

今回スポットが当るのが前作で命を懸けて仲間を守り、絶命したと思われていたジーン・グレイ。

20年前、マグニートーとプロフェッサーXが訪ねたころから想起されます。

一脇役だと思っていたジーン・グレイが、最強のミュータントであったという設定なのが、ある意味びっくりです。

ええぇ!!そうなの!?そんなのありなの?という感じです。なら、前々作、前作でもっと活躍させろよ!と思わず愚痴りたくなってしまいます。

最終作か?と思ってしまうのは、ラストシーンを見れば分かるのですが、何となく続編がありそうな気がしないでもないです。

その前に、スピンオフ映画が上映されます。

シリーズ(時系列順)

  1. X-MEN
  2. X-MEN2
  3. X-MEN ファイナル ディシジョン(本作)

Disney+(ディズニー・プラス)ならディズニー、ピクサー、マーベル、スター・ウォーズ、ナショジオの名作や話題作が全て見放題です。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

大企業の社長の息子の背中に翼が生え始めた。ミュータントとしての能力を開花し始めていたのだ。

驚いた社長は、息子を普通の人間に戻すために薬を開発する。薬は「キュア(cure)」と呼ばれる。「ミュータントの能力を打ち消す」能力を持つミュータントからつくられたのだ。

ミュータントを普通の人間に戻せば、ミュータントが人間から恐れられ、偏見を持たれることもない。

キュアの投与計画が進むが、果たしてミュータントとは病いなのか?

うーん。X-Menは社会問題的な側面があるという人もいるわけで、そうした見方をするなら、このキュアによる治療というのは、マイノリティの同化政策ということで捉えることができるのかもしれない。

ただ、歴史的に見て、同化政策というのは上手くいった試しがない。

恋人を失い無気力になったサイクロップスは学園を後にする。

そうした中、「ミュータント省」のビーストことマッコイ博士が訪ねてきた。

一方で、サイクロップスは、ジーンが消えたアルカリ湖に向かった。そこでサイクロップスは死んだはずのジーン・グレイの姿を見つける。だが…。

これを察知したプロフェッサーXはウルヴァリンとストーム達に捜索に向かわせた。

湖に到着した時、あったのはサイクロップスのサングラスと、横たわるジーンであった。

治療室で目覚めたジーンだが、ジーンは「フェニックス」というもうひとつの人格が目覚めてしまう

フェニックスの能力はプロフェッサーXの超能力をもってしても立ち向かうことができない。プロフェッサーXは粒子化して散ってしまう。

フェニックスはマグニートーの元に身を寄せた。

プロフェッサーXを失ってもなお、学園を続ける決意を固めるストーム達はマグニートーの計画を阻止するべくアルカトラズ島へ向かう。

フェニックスの能力とは物質を粒子化させて消してしまうというものである。そのため、いかなるミュータントも敵対しようがないし、普通の人間も軍隊も太刀打ちできない。

まぁ、主人公のウルヴァリンが何とかするのだろうと思っているわけだが、それにしても、どうするのかと思っていた。

ほほぉ、なるほど、そう来ましたか。忘れていたのは、ウルヴァリンの能力。それは驚異的な細胞再生能力。

つまり…。

ここまで書いてしまうと、ほとんど答えを呈示してしまったようなものだが、結果は映画を見てね。

さて、ラストシーンを見て、ふと思い出したのが「超人ロック」という漫画である。ロックは永遠の命を持つ超能力者で、定期的に子供に戻る。何となく似ているなぁと思ってしまったわけで…。

映画情報(題名・監督・俳優など)

X-MEN3 ファイナル ディシジョン
(2006年)

X-MEN: THE LAST STAND
監督: ブレット・ラトナー
製作総指揮: スタン・リー、ジョン・パレルモ
音楽: ジョン・パウエル

出演:
ウルヴァリン / ヒュー・ジャックマン ローガン
プロフェッサーX(チャールズ・エグゼビア) / パトリック・スチュワート
マグニートー / イアン・マッケラン
ストーム / ハリー・ベリー
フェニックス=ジーン・グレイ / ファムケ・ヤンセン
スコット(サイクロプス) / ジェームズ・マースデン
ミスティーク / レベッカ・ローミン=ステイモス
マリー(ローグ) / アンナ・パキン
ボビー(アイスマン) / ショーン・アシュモア
エンジェル / ベン・フォスター
パイロ / アーロン・スタンフォード
コロッサス / ダニエル・クドモア
ビースト / ケルシー・グラマー
ジャガーノート / ヴィニー・ジョーンズ
ウォーレン・ワージントン2世 / マイケル・マーフィ
カリスト / ダニア・ラミレス
マルチプル・マン / エリック・デイン
リーチ / キャメロン・ブライト
キティ・プライド / エレン・ペイジ
Dr.カヴィタ・ラオ / ショーレ・アグダシュルー
キッド・オメガ / ケン・レオン
アークライト / オマイラ

  1. X-MEN
  2. X-MEN2
  3. X-MEN ファイナル ディシジョン(本作)

2006年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

2006年公開の映画

(映画)武士の一分(2006年)の考察と感想とあらすじは?
山田洋次監督による藤沢周平の作品を原作とする、「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続く第3弾です。前2作に比べると、小ぶりな印象を否めませんし、泣けませんが、原作にはかなり忠実に描かれているように思います。
(映画)博士の愛した数式(2006年)の考察と感想とあらすじは?

数学は芸術だという風にいう人もいる。映画の中でも語られているが、数学の証明には美しいものと、そうでないものがあるのだという。そうしたところから芸術だという風にいうのかもしれない。

(映画)ナイトミュージアム(2006年)の考察と感想とあらすじは?

博物館の展示物が動き出すという発想、きっと監督は幼いころに博物館の展示物は夜になると動き出すんだよ、と祖父か祖母に言われたのだろう。

(映画)クリムト(2006年)の考察と感想とあらすじは?

ユーゲンシュティール。フランスではアールヌーヴォーと呼ばれる芸術運動。その代表的な画家の一人で、19世紀末から20世紀初頭にウィーンで活躍したグスタフ・クリムト。そのクリムトを題材にした映画であり、クリムトの「伝記映画」ではない。

(映画)007 カジノ・ロワイヤル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

007シリーズ第21作。そして初のリブート作品。ダニエル・クレイグ版の第1作目。この若き日のジェームズ・ボンドはよく走る!とにかく走る!!いっぱい走る!!!

(映画)女帝(エンペラー)(2006年)の考察と感想とあらすじは?

唐の後の五代十国時代。絢爛豪華な中国の宮廷で、シェイクスピアの「ハムレット」をベースにして、愛と欲望の交錯する復讐劇が繰り広げられる歴史ドラマ。

(映画)パイレーツ・オブ・カリビアン2/デッドマンズ・チェスト(2006年)の考察と感想とあらすじは?

エンディングロールが終わっても席を立ってはいけない。前作同様のお楽しみがあるのだ。前作でこれに気がつかなかった人は再度見直すべし。相変わらずふざけているのか、まじめなのかが分からないジャック・スパロウ

(映画)ゲド戦記(2006年)の考察と感想とあらすじは?

映画の流れが悪すぎる。15分単位くらいで、オットットとつまずく感じで映画を観る感じだ。ぶつ切りの短編をつなげて観させられている、もしくは、長編を短編にぶつ切りにしたようでもあり、流れが悪くなった瞬間に興ざめになったことがどれほどあったことか。

(映画)寝ずの番(2006年)の考察と感想とあらすじは?

笑えます。とにかく笑えます。そして、ちょいと泣けます。それは、上方落語の重鎮が死ぬ間際からのドタバタ騒ぎ。そして、通夜での出来事。本来はこうした通夜を笑いにするのは不謹慎な話です。

(映画)トリスタンとイゾルデ(2006年)の考察と感想とあらすじは?

「トリスタンとイゾルデ」は、1500年前にケルトの伝説として誕生、吟遊詩人らによってヨーロッパ中に広められ、宮廷詩やアーサー王伝説の一部として語り継がれていった悲恋物語。

(映画)花よりもなほ(2006年)の考察と感想とあらすじは?

岡田准一主演による、剣の腕がからきしダメな侍の仇討ちを描いたコメディタッチの時代劇。なんと言っても、この映画はラスト・シーンにすべてが凝縮されていると思う。

(映画)フラガール(2006年)の考察と感想とあらすじは?

常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)の誕生を支えた人々の実話を映画化。この映画はTV局や出版社が主体となって製作された映画ではない。が、知っての通り、各賞を総なめにした。

(映画)THE 有頂天ホテル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

都内の高級ホテル「ホテルアバンティ」の中ですべてが展開します。大晦日、年をまたいだ2時間のリアルタイムのドラマ。つまり24(Twenty Four)と同じですね。

(映画)時をかける少女(アニメ)(2006年)の考察と感想とあらすじは?

1983年実写版の映画「時をかける少女」の20年後の世界が舞台となっているそうで、実写版の主人公「和子」が成長した姿でアニメ版に登場している。

(映画)バベル(2006年)の考察と感想とあらすじは?

旧約聖書の「創世記」中に登場する巨大な塔「バベルの塔」をモチーフにした映画。異なる言葉・文化、つまりはバベルの塔の世界のように、言葉が通じない、心が通じない世界をテーマとしている。

(映画)ガーディアン ハンニバル戦記(2006年)の考察と感想とあらすじは?

カエサルが登場する前の古代ローマ。そのローマを恐怖のどん底に落し、ローマ最大の悪夢として記憶された男ハンニバルを描いた作品。映画としての上映ではないが、かなり大規模な撮影が行われている。

(映画)エラゴン 遺志を継ぐ者(2006年)の考察と感想とあらすじは?

「ドラゴンはオスである」という先入観がある私は、サフィラがメスというのもビックリしてしまった。だから、最初、何でsheとかherって言っているのかがわからなかった。先入観って怖い...。

(映画)かもめ食堂(2006年)の考察と感想とあらすじは?

ゆる~い映画。ぼんや~りと見るのに丁度良い感じである。肩肘を張らずに、リラックスして見られる映画である。配役も良く、三人がそれぞれにいい味を出している。

(映画)マリー・アントワネット(2006年)の考察と感想とあらすじは?

スタイリッシュでポップな映画である。マリー・アントワネットの衣装が頻繁に替わるので、この当時の衣装が好きな人にはたまらない映画だろうと思う。

タイトルとURLをコピーしました