記事内に広告が含まれています

(映画)WATARIDORI(2001年)の考察と感想とあらすじは?

この記事は約3分で読めます。

扱っているテーマや撮影手法には凄いものがあります。

とくに渡り鳥の飛行している様を、すぐ間近で撮影し、背景には都会の風景が映し出されているシーンなどは圧巻です。

また、様々な鳥が登場している点も楽しい映画です。

一カ所頂けないのが、渡り鳥たちが地球上をどのようなルートで飛行しているのかを説明するシーンです。

アニメ映像を使っているのですが、このアニメがあまりにチャチで、映画を見ている最中に思いっきり興ざめしてしまいました。

この映画に関しては、メイキング映像の方が実はかなり面白いかもしれません。

どうやって撮影したのか、スタッフの知恵の絞り方には感心させられるものがありました。

このメイキング映像は、それ独自で面白いドキュメンタリーです。

まず、スタッフは、人間や撮影に使う機材に鳥たちを慣れさせるために、卵の段階からさまざまな工夫をしたようです。

そのかいあって、流麗に飛行する鳥たちの姿を、間近で撮影することができています。

この撮影現場の裏側もDVDには収録されているので、これを合わせてみると一層面白いです。

本編と合わせて、再編集した方が面白いかもしれません。

本作も映画音楽をカットして自分の好きな音楽を流しながら映像だけを眺めてもいいと思います。そういう楽しみ方も出来る映画です。

こうした海外のドキュメンタリー映画を見ると、やはり海外の方が一日の長があるのを感じます。

かける時間、範囲など、日本では残念ながら無理なことばかりです。

生物系のドキュメンタリーはイギリスのBBCが得意だが、フランスも負けず劣らずのクオリティです。

この年に公開された映画やドラマを下に方に載せておりますので、ご参考になさってください。

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

さまざまな渡り鳥たちの生態を、その必ず戻ってくるという習性に着目して撮影されたフランスのドキュメンタリー映画。

撮影期間4年、世界40ケ国以上を訪れ、100種類もの渡り鳥を映画化。

スタッフが命懸けで渡り鳥たちと共に地球全土を旅をし、CGは使用せず、鳥たちの視点から捉えている。

総監督は、「ニュー・シネマ・パラダイス」の名優ジャック・ペラン。本国フランスでは記録的ヒットとなり、セザール賞を受賞。

映画情報(題名・監督・俳優など)

WATARIDORI
(渡り鳥)
2001

総監督
ジャック・ペラン
共同監督
ジャック・クルーゾ、ミッシェル・デバ
音楽監督(作曲と指揮)
ブリュノ・クレ
製作
ジャック・ペラン、クリストフ・バラティエ

2001年前後の興行収入ランキング

歴代の興行収入ランキング

  1. 日本歴代興行収入ランキング(Top100)
  2. 世界歴代興行収入ランキング(Top200)

2001年公開の映画

(映画)陰陽師(2001年)の考察と感想とあらすじは

平安時代の実在の陰陽師・安倍晴明を主人公としている。陰陽師ブームの火付け役となった作品であり、これ以後、陰陽師ものの小説が数多く出たり再注目されたりした。

(映画)オーシャンズ11(2001年)の考察と感想とあらすじは?

この映画は、シナトラ・ファミリー総出演の1960年作「オーシャンと11人の仲間」のリメイク。シナトラ・ファミリーにちなんでなのか、出演陣が超豪華。だが、単なる豪華メンバーによる映画にあらず。相当面白い。

(映画)千と千尋の神隠し(2001年)の考察と感想とあらすじは

「トンネル」と「逢魔が時」。いずれも現世と異世界をつなぐ仕掛けである。日が暮れはじめる「逢魔が時」。八百万の神が現れる。神だけではない。魑魅魍魎が跋扈する時間。神も化け物の同居する時間、異世界。

(映画)スターリングラード(2001年)の考察と感想とあらすじは

実在の人物ヴァシリ・ザイツェフを主人公としている。ヴァシリ・ザイツェフはソビエト連邦の狙撃兵として活躍し、英雄となった。舞台は当時のスターリングラード(現ヴォルゴグラード)での激戦(スターリングラード攻防戦)である。

(映画)ポワゾン(2001年)の考察と感想とあらすじは

原題「Original Sin」。つまり「原罪」。「原罪」とはキリスト教の用語で、人類が最初に犯した罪をいう。最初に犯した罪は、イブが蛇にそそのかされ、次にアダムがイブにそそのかされて禁断の木の実を口にし、神の命令に背いた罪である。

(映画)ジュラシック・パーク 3(2001年)の考察と感想とあらすじは

第1作の登場人物が再び登場。第2作ではイアン・マルコム博士が巻き込まれてしまうが、この第3作ではグラント博士が巻き込まれてしまう。第1作目に登場したエリー・サトラー博士も登場。

(映画)ハリー・ポッター1/ハリー・ポッターと賢者の石(2001年)の考察と感想とあらすじは?

21世紀最初のファンタジー・ブームの火付け役である「ハリー・ポッター」シリーズの第1弾。これ以降、古典的な名作が続々と映画化されることになった。

(映画)ビューティフル・マインド(2001年)の考察と感想とあらすじは

ノーベル経済賞を受賞したジョン・フォーブス・ナッシュ・ジュニアをモデルとした映画。ラッセル・クロウの、おどおどした神経質な演技が秀逸である。

(映画)ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年)の考察と感想とあらすじは

タフな冒険家であるリック、優秀な女性考吉学者エヴリン、そそっかしい兄のジョナサンというおなじみのメンバーに、好奇心が強すぎて余計なことをしてしまう息子のアレックスが加わり再び冒険が始まる。

(映画)抹殺者(2001年)の考察と感想とあらすじは?

歴史ミステリーとアクションを兼ね備えた映画にちがいない!期待を胸に映画館に向かった。開始10分。一人の老婦人が席を立って映画館をあとにした。

(映画)MUSA 武士(2001年)の考察と感想とあらすじは?

およそ600年前の1375年、高麗は明との友好関係を築くため、使節団を4回派遣し、内の3つの使節団は、投獄後、帰郷。残りの1つの使節団は、高麗に戻った記録はないという。こうした歴史的真実をもとに、その消えた使節団をモチーフにした作品である。

(映画)ROCK YOU! [ロック・ユー](2001年)の考察と感想とあらすじは

映画に登場するチョーサーは14世紀にイングランドで活躍した詩人ジェフリー・チョーサーである。『カンタベリー物語』(The Canterbury Tales)で知られる。映画の舞台となっている1370年頃はチョーサーが何をしていたか不明とされている時期である。

(映画)ロード・オブ・ザ・リング1(2001年)の考察と感想とあらすじは?

闇の冥王サウロンは、世界を滅ぼす魔力を秘めたひとつの「指輪」を作り出した。残忍さ、邪悪さ、すべてを支配すつという欲望を、指輪に注ぎ込んだ。そして、中つ国は指輪の力をふるうサウロンの手に落ちていった

(映画)女王フアナ(2001年)の考察と感想とあらすじは?

本国スペインで記録的大ヒットとなった史劇ロマン。女の嫉妬をひたすら描いた映画であるはずなのに、意外と時間を長く感じることがなく終わった。テンポが良いのか、役者の演技が良いのか...ストーリー以上に飽きの来ない内容だった。

タイトルとURLをコピーしました