[紹介]臆病者のための株入門:橘玲(文春新書)[要約]

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概要

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著者は株の本を何十冊も読んで気がついたことがあったそうだ。
それは、株の入門書を読んでも株のことは理解できない。なぜなら、理解できないように作られているから。
株の世界には、相容れない考え方が3つくらいあって、それぞれが勝手なことを言っている。

臆病者には臆病者の投資法がある。
それを本書で紹介する。

株のプロの幻想

通常、プロとアマチュアの間には高い壁がある。

そうすると

株式運用のプロってナンだ?

株式投資の本質がある。
それは
20代無職の男性が、金融のプロを天文学的なレベルで上回る成績をあげることがあるが、
これは、
株が、プロの競技ではなく
コインやさいころに近い偶然のゲーム、であること
を反論の余地がないほどに証明している。
これを「効率的市場仮説」という。

(このあたりをより詳しく知りたければ、「投資と金融にまつわる12の致命的な誤解について」が読みやすい)

だが、金融のプロにとって、この「効率的市場仮説」は、ものすごく具合が悪い。
なぜなら、自分たちの存在意義を否定するものだからである。

だが、この理論を完全に否定できる理みんなをぼ論がない。
つまり、この「効率的市場仮説」は(完全ではないかもしれないが)正しいのである。

となると

株式投資はギャンブルである、ということになる。

デイトレード

デイトレーディングで安定した利益を上げることは可能だと思っているそうだ。
というのも
著者の知り合いでそうしたトレーダーを何人か知っているからである。

だが、

自身はデイトレーダーになろうとは思わないそうだ

メディアに登場するのは「成功したトレーダー」だけであり、「失敗したとレーダーは登場しない」
それに
チャートで儲ける方法が無料の株式セミナーで教えられたり、書店で売っている株の入門書に書いてあることは、「絶対にない」

デイトレーダーにならないのは、1日中心理戦に付き合わなければならないからだ。
できるか?

投資家の仕事

投資家の仕事は損をすることである

そもそも
株式会社の成り立ちを考えると、損を広く薄く分散させるための仕組みである
有限責任とは、損を限定することで、皆を冒険的にすることである。

株価とは

1.株式の価値は、企業が将来にわたって生み出す利益の総額である。
2.その利益は、一定の割引率によって現在価値に換算されなくてはならない。
ということは、株式の価値を知るために必要な情報は、たったふたつしかない。
将来の利益と割引率である。
これがわかると、「ファイナンス論」の半分は理解できたことになる。

株式の理論価格=1株利益/割引率 本著P.111
株価 = 近未来の1株利益/( 金利 + リスクプレミアム) エナフン理論

つまり
株式投資は1株利益を予想するゲーム

長期のスパンでみれば市場は拡大し、株価は上昇する。

株価はいつかは4万円を超える。それは間違いない。50年後か100年後かは知らないがね。

市場の歪みを利用するか、長期投資で樹から果実が落ちるのを待つか。どちらが優れているかではなく、いずれの投資法も資本主義の本質から生まれたものだ。

ファイナンス理論が最終的に行き着いた場所

経済学的に正しい投資法 = インデックスファンドに投資をする

CAPM理論が正しければ
効率的なポートフォリオはひとつしかない
それは
「株式市場の縮小コピーである」
これが
ファイナンス理論が最終的に行き着いた場所

MSCIワールド・インデックスに連動するファンドがあれば、それ
なければ
MSCIコクサイ・インデックスとTOPIXを一定比率(たとえば85対15)での組み合わせ

選ぶのも、アメリカ市場のETF
S&P500インデックスに連動するスパイダーズ(SPY)と米国以外の主要マーケットのインデックスであるEAFE(EFA)を50対50で組み合わせるなどの方法もある

目次

第1章 株で100万円が100億円になるのはなぜか?

寓話としてのジェイコム男
「株のプロ」っていったいなんだ?
株式投資はギャンブルである
複利とレバレッジの話
無限の富を手に入れる方法
100万円が100億円になるゲーム
「人類滅亡の年」の妄想
1日で2億円儲けて、7億円損する
市場には魔法使いが住んでいる

第2章 ホリエモンに学ぶ株式市場

スピード違反は犯罪?
資本主義の原理
市場原理がないからライブドア事件は起きた
“ホリエモンの冒険”はこうしてはじまった
空からお金が降ってくる?
ホリエモンは資本主義そのもの
究極のヴァーチャルカンパニー
無邪気な子どもたちが日本を廃墟にする

第3章 デイトレードはライフスタイル

もう一つの自由の可能性
競馬必勝法が存在しないわけ
株式トレードは心理ゲーム
だれかが得をすればだれかが損をする
チャートで未来は読めるか?
アノマリーを探せ
株式市場のスター・ウォーズ
それでもデイトレーダーになりますか?
 
第4章  株式投資はどういうゲームか?

株っていったいなんだろう
 
そもそも投資ってなに?
株式会社の誕生
民主主義と資本主義
買収ファンドの魔法
 
株価はどうやって決まるの?
 
究極のこたえ
債券は金利を予想するゲーム
株式投資は将来の利益を予想するゲーム

第5章 株で富を創造する方法

「神様」の投資術

オマハの賢人
平成の花咲爺
実在論と唯名論
ジョーとロッキーの見つけ方
資本主義はけっきょくひとつ

株式評論家で儲けるには

“神様”に資産運用をお願いする
PQの低いひとたち
「安心」を売る商売
「強気」と「中立」ばかりの理由
カリスマ評論家になる方法

第6章 経済学的にもっとも正しい投資法

世界一簡単なファイナンス理論早分かり
 
マーコウィッツ青年
頭蓋骨のなかに脳味噌入ってますか?
リスクは波のようなもの
効率的ポートフォリオの発見
ファイナンス理論の終着点
 
経済学的にもっとも正しい投資法

経済学者とウォール街のたたかい
「効率的市場仮説」への反撃
わからず屋と壊れたテープレコーダー
ほんとにいいのか、ノーベル賞
グローバルな市場に投資する

第7章 金融リテラシーが不自由なひとたち

金融版「バカの壁」
コストとギャンブル
いかがわしいキャンペーン
ぼったくりを目的とする商品
元本確保型ファンドのカラクリ
ヘッジファンドで大儲け
“愛国ファンド”の大ヒット
愛情と称して偽善を売るひとたち
カモはどこからともなくわいてくる

第8章 ど素人のための投資法
 
1 アセットアロケーション

拡大する市場と縮小する市場
最大の資産はあなた自身である
投資は大人のゲーム

2 国際分散投資

世界市場全体に投資する
万人に正しい投資法
確定拠出年金の正しい使い方
 
3 為替リスク
 
輸出企業が為替で損するのはなぜ?
金融資産の85%を外貨で運用
 
4 トーシロ投資法

「トーシロ投資法」の基本的な考え方
どこに資金を投入すべきか?

5 世界市場ポートフォリオ

パフォーマンス
リスク

6 トーシロ投資法vs.プライベートバンク
  
あとがき 追証がかかった日

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