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直木三十五賞

作家か行

海音寺潮五郎「武道伝来記」の感想とあらすじは?

海音寺潮五郎氏の直木三十五賞受賞作品が収録されています。 海音寺潮五郎氏は「天正女合戦」「武道伝来記」で第3回直木三十五賞を受賞しました。 その受賞作品の一つである「武道伝来記」が収録されている短編集です。 「元禄侍気質」は堀部弥兵衛・堀部...
各文学賞の受賞作品一覧

直木三十五賞の一覧

直木三十五賞(なおきさんじゅうごしょう)。無名・新人及び中堅作家による大衆小説作品に与えられる文学賞。通称が直木賞。主催:公益財団法人日本文学振興会
作家は行

星川清司の「小伝抄」を読んだ感想とあらすじ

文化、文芸、芸術、民芸、社会風俗...こうしたものをもちだされると、直木賞選考委員は弱いようである。己がそうしたものへの深い理解があることを誇示したいためだろうか、それとも知らないことを隠したいからであろうか...。
作家ま行

松井今朝子の「吉原手引草」を読んだ感想とあらすじ

第137回直木三十五賞受賞作品。ある「客」が花魁・葛城について関係者に話を聞き回るという筋立て。全てが一人称で、目次のとおり基本的に十六人の視点から葛城が語られる。
作家ま行

宮城谷昌光の「夏姫春秋」を読んだ感想とあらすじ

夏姫は「妖婦」、巫臣は「佞臣」のイメージがあった。夏姫は、かの女を撫有したものはつぎつぎ奇禍に遭う。恐ろしい女だというイメージがある。
作家さ行

司馬遼太郎の「梟の城」を読んだ感想とあらすじ(映画の原作)

司馬遼太郎氏が第42回直木三十五賞を受賞した作品です。舞台となるのは、秀吉の晩年。伊賀忍者の葛籠重蔵、風間五平、木さる。そして謎の女・小萩。それぞれの思惑が入り乱れる忍びを主人公とした小説です。
作家た行

高橋義夫の「狼奉行」を読んだ感想とあらすじ

「狼奉行」が直木賞受賞作。雪深い山奥で、藩の中央とは離れつつも、藩の政争に巻き込まれてしまう祝靱負。その祝靱負も、みつや古沢十兵衛ら土地に根付いた者と生活していくうちに、次第に心が変化していく。
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佐藤賢一の「王妃の離婚」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

エンターテインメント性に優れかつ文学的な香りもする作品である。本書は中世フランスの裁判を扱った作品。教会が行う裁判であるため、宗教裁判といってもよいのだが、その実は離婚裁判である。

作家あ行

乙川優三郎「生きる」の感想とあらすじは?

直木賞受賞作を含む短編三作品。全てがテーマとしている事が暗い。最初は追腹、つまり藩主がなくなった後、切腹して藩主の元にゆくという行為の話。
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藤沢周平「暗殺の年輪」の感想とあらすじは?

第69回直木賞受賞作品。藤沢周平のデビュー当時の作品群であるが、ほとんど全てが直木賞候補になっている。そして、「暗殺の年輪」が第69回直木賞受賞作品となる。
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佐藤雅美「恵比寿屋喜兵衛手控え」の感想とあらすじは?

江戸時代の裁判制度のうち、現代の民事裁判に相当する裁判を題材にしている。この民事裁判に相当する訴訟に挑む際、公事宿を根城にして訴訟に挑むことになる。この公事宿の主人が恵比寿屋喜兵衛である。
作家や・ら・わ行

山本一力「あかね空」のあらすじと感想は?

第126回直木賞受賞作品です。永吉から見れば親子二代の、おふみから見ればおふみの父母をいれて親子三代の話です。本書あかね空ではおふみを中心に物語が進みますので、親子三代の物語と考えた方がよいでしょう。
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北原亞以子「恋忘れ草」の感想とあらすじは?

直木賞授賞の記者会見で、「江戸のキャリアウーマンを書いたのです」と語っている通り、恋忘れ草の主人公は皆女性で、それぞれが手に職をもっている。
作家さ行

白石一郎「海狼伝」の感想とあらすじは?

九州の西北部を拠点にする松浦衆と瀬戸内海を拠点とする村上衆のそれぞれの海賊のあり方、船の操作から戦略に至るまで、違いが明確に描かれている。
作家あ行

池波正太郎「真田騒動-恩田木工」の感想とあらすじは?

第43回直木三十五賞受賞作『錯乱』を含む短編五編。いずれも真田家を舞台としたものである。
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