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密命

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佐伯泰英の「密命 第21巻 相克 密命・陸奥巴波」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第二十一巻。 春。金杉清之助は山形城下から仙台城下に入った。そして、父・惣三郎と神保桂次郎も仙台城下に入って行こうとしていた...。 すれ違う親子。奇遇に呆然とする惣三郎。そして、そのことを知り心の中に動揺を少...
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佐伯泰英の「密命 第20巻 宣告 密命・雪中行」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ二十弾。 佐渡に渡っていた金杉清之助のもとに徳川吉宗主催の上覧大試合の知らせが届いた。その吉宗の上覧大試合まで、本書の終わりであと八ヶ月。春のことである。 そして驚くべき事に江戸では父・惣三郎が一人の逸材を見い...
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佐伯泰英の「密命 第19巻 意地 密命・具足武者の怪」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ十九弾。前作ではほとんど滞在することなく金沢を離れることになった金杉清之助は佐渡へ渡った。 享保十年も残りわずか、年が明けた享保十一年の十一月には徳川吉宗の声掛かりで上覧剣術大試合が行われる。 この上覧剣術大試...
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佐伯泰英の「密命 第18巻 遺髪 密命・加賀の変」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ十八弾。金杉清之助宗忠は加賀金沢藩の前田家の所に着いた。落ち着く先の道場は富田(とだ)道場。冨田流は小太刀が有名な流派である。 富田流の祖は越前朝倉家の富田九郎左衛門長家である。中条流の別れで、九郎左衛門の子の...
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佐伯泰英の「密命 第17巻 初心-密命・闇参籠」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ十七弾。前作が父・惣三郎を主人公とした物語であったのに対して、今回は清之助が主人公となっている。 柳生を出発した清之助は、京を一気に通り抜け、若狭湾まで出ている。若狭小浜藩に入り、最初から事件に遭遇する。そして...
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佐伯泰英の「密命 第16巻 烏鷺-密命・飛鳥山黒白」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ十六弾。冒頭、清之助が登場するが、今回は惣三郎が主役。所々で清之助が登場するが、基本的には柳生の里からどう移動しているかといった内容である。もちろん、ただ単に移動だけしているわけではないが...。 一方、約一年...
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佐伯泰英の「密命 第15巻 無刀-密命・父子鷹」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十五巻。 前作で結衣を尾張の魔の手から救い出した惣三郎・清之助父子。そのまま、帰るのかと思いきや、柳生の里へ。 当代の剣客が二人も柳生に逗留することになり、門弟達も気合いが入る。そして、近隣の各藩からは指導の...
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佐伯泰英の「密命 第14巻 遠謀-密命・血の絆」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十四巻。 今回は末娘の結衣がトラブルの元になる。本人はただただ女役者になりたいという気持ちだけがあるのだが、これにつけ込まれる形で、父・惣三郎、兄・清之助に迷惑をかけることになる。 だが、このお陰で、久方ぶり...
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佐伯泰英の「密命 第13巻 追善-密命・死の舞」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十三巻。 前作で金杉清之助が高野聖の一統と対決したときに得た尾張藩の年寄石河丹後守恒高が約定した書付。これによって、しっかりと尾張の弱みを握ったのが吉宗。 この書付をどう使うかは吉宗しだい。だが、いずれにして...
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佐伯泰英の「密命 第12巻 乱雲-密命・傀儡剣合わせ鏡」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十二巻。 新生活が始まる直前の棟方新左衛門にとんでもない災難が降りかかりそうだ。棟方新左衛門と夫婦になる約定をしたという女が現れたのだ。 幸いにも、棟方新左衛門は内祝いとして金杉一家に呼ばれて飛鳥山に行ってい...
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佐伯泰英の『「密命」読本 小説・若き日の金杉惣三郎「虚けの龍」収録』を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ番外編の短編「虚けの龍」が収録。 若き日の金杉惣三郎が描かれている。まだ金杉の名を継ぐ前で、あやめとの出会いが描かれている。そして、日下左近という宿命のライバルとの関係も描かれている。 こうした番外編は度々あっ...
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佐伯泰英の「密命 第11巻 残夢-密命・熊野秘法剣」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十一巻。 今回の敵は、熊野の修験者達。火付けをして、その現場を見た者は必ず殺すという残忍な集団である。そして、紀伊藩下屋敷を火付けする。 紀伊藩といえば、吉宗の出身藩。吉宗に対する怨みがあるというのか?そもそ...
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佐伯泰英の「密命 第10巻 遺恨-密命・影ノ剣」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第十巻。 (巨星墜つ)から始まる出だしは、波乱含みの展開を予想させる。果たして、惣三郎、清之助親子に魔の手が忍び寄る。 修行中の清之助は九州から四国に渡っている。お遍路さんよろしく、四国を回っている。ここに、敵...
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佐伯泰英の「密命 第9巻 極意-密命・御庭番斬殺」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第九巻。 前作で尾張柳生から宣戦布告を受けた金杉惣三郎。元々は誤解から始まったことだが、それがわかった上で尾張柳生は己のメンツを立てるため金杉惣三郎を亡きものにしようと動き始める。 そして、これは息子・清之助に...
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佐伯泰英の「密命 第8巻 悲恋-密命・尾張柳生剣」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第八巻。 大試合といわれる剣術大会が終わって一月後。誤解から金杉惣三郎は狙われることになる。相手は尾張柳生。 誤解から始まった今回の襲撃を終わらせたい惣三郎だが、大岡忠相はあきらめよと言う。なぜなら、尾張の兄弟...
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佐伯泰英の「密命 第7巻 初陣-密命・霜夜炎返し」を読んだ感想とあらすじ(面白い!)

覚書/感想/コメント シリーズ第七巻。 徳川吉宗のたっての希望で剣術大会が行われることになった。全国から様々な流派の剣客が集まる。剣の聖地・鹿島でもこの大会の出場者を選ぶ事になった。 鹿島では、金杉惣三郎の息子・清之助が米津寛兵衛の下で修行...
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佐伯泰英の「密命 第6巻 兇刃-密命・一期一殺」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第六巻。 困ったことだが、荒神屋喜八のご託宣は必ず当たる。果たして、再び金杉惣三郎は騒動に巻き込まれる。旧藩・豊後相良藩が再び危機に見舞われたというのだ。今回の危機も、第一巻と同じく"ばてれん"絡み。そして、再...
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佐伯泰英の「密命 第5巻 火頭-密命・紅蓮剣」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第五巻。 惣三郎は四十六。白髪の混じり、当時としては老境に入りかけている。剣も若い日のようには修行をしない。だが、石見銕太郎をして、惣三郎の剣は神域に入りかけているようだと言わしめている。剣士として別の次元へと...
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佐伯泰英の「密命 第4巻 刺客-密命・斬月剣」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第四巻。 金杉惣三郎も四十の半ば。再び動き出した尾張の兄弟の野望を打ち砕くために一人戦いに挑む。 今回は全編を通じて剣豪小説となっている。様々な流派の刺客と対峙する金杉惣三郎。四十も半ばになり、体力的な限界を感...
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佐伯泰英の「密命 第3巻 密命-残月無想斬り」を読んだ感想とあらすじ

覚書/感想/コメント シリーズ第三巻。 今回の敵となるのは、百五十六歳となる石動奇嶽である。徳川家にあだをなす妖刀村正をかかげ、金杉惣三郎に襲いかかる。 この石動奇嶽との対決が見物であるが、もう一つの見物は「合戦深川冬木ヶ原」であろう。江戸...
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