映画「タイムライン」を観た感想と作品のあらすじや情報など

ネタバレ満載
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※ネタバレ満載ですのでお気をつけください。
関連記事を下の方で紹介しています。
ご参考になさってください。

感想/コメント

★★★★★★☆☆☆☆
タイムスリップして消息を絶った教授を救出するために、14世紀のフランスへ旅立った若者たちが、英仏百年戦争の真っ只中に放り出される。

その放り出された日は、ラ・ロック・キャッスルがオルノー卿率いるフランス軍によって落される日。そして、消息を絶った教授がいるのはオリバー卿率いるイングランド軍であった。絶体絶命のピンチの中、残された時間はわずか6時間…。

原作は「ジュラシック・パーク」「ツイスター」の原作者マイケル・クライトンのベストセラー小説。

様々な伏線が張られている。

物語のはじめは、ラ・ロック・キャッスル攻防戦を巡る解説を助教授マレクが遺跡発掘を手伝っている若者達にする。この攻城戦自体が映画の舞台となるだけに、大きな伏線といえる。

また、この発掘作業の中で、夫婦の石棺が出土するが、石棺に刻まれた夫の右側の耳がない。これも後々の伏線となっている。

他にもある。

崩落によって偶然発見された修道院の地下室。ここで現代の製品としか思えない眼鏡のレンズ、そして「HelpMe1357 / 4 / 21」と書かれたメモが発掘されるのだが、この地下室にあった壁画が無惨な形で壊されているのを発見する。この壁画というのも伏線となっている。

また、最初の段階で、14世紀に転送されてしまった人間が他にいることが示唆されているが、これも伏線である。

そして主人公達がピンチに陥るのは、ある意味予想通りで、お約束ともいえる。

最大のピンチは、現代の転送装置が破壊されてしまうことであろう。タイムリミットは6時間。14世紀に飛ばされてしまった者達にとっても、現代に残って装置の復旧にあたっている者達にとっても、残されている時間はわずかである。

英仏百年戦争と言えば、ジャンヌ・ダルク。
映画「ジャンヌ・ダルク(1999年)」

概略は次をご参考に。
佐藤賢一の「英仏百年戦争」

あらすじ/ストーリー/ネタバレ

ニューメキシコ。荒野のただ中で発見された瀕死の男は、担ぎ込まれたERで死亡した。検視の結果、男の体内は、臓器、血管、骨格など、あらゆる組織が断層のようにずれて欠損していた。

男は巨大ハイテク企業ITCに所属する物理学者。そして、男を死に至らしめたのは、「転送エラー」だった。

同じ頃、フランス南西部ドルドーニュにある修道院の発掘現場で信じられない出来事が起こった。

14世紀の地層から、現代の製品としか思えない眼鏡のレンズ、そして「HelpMe1357 / 4 / 21」と書かれたメモが発掘されたのである。

その筆跡は、発掘に携わっていた歴史学者、エドワード・ジョンストン教授のものであった。

教授は発掘プロジェクトのスポンサーを訪ねるべく現場を離れて以来、消息を絶っていた。

教授の息子、クリスとチームのメンバーは、発掘プロジェクトのスポンサーであるITCの社長、ロパート・ドニガーのもとを訪れた。そして発掘チームのメンバーたちは、驚愕の事実を知らされる。

ITCは極秘裏に、最新の量子テクノロジーによって開発された時空間転送装置3Dファックスマシンを完成させていた。

ジョンストン教授はその装置で14世紀フランス、英仏百年戦争の只中に転送され、現地で消息を絶ってしまったというのだ。

教授の息子クリスは父親の行方を追うことを決意した。そして助教授マレク、ケイト、フランソワ、ドニガーの側近ゴードンと護衛役2人の7名が中世の衣装に身を包み、転送装置に立った。

1357年のフランスは英仏百年戦争の真っ只中だった。

オリバー卿率いるイギリス軍、そしてオルノー卿率いるフランス軍の間で、城を巡る激闘が行われる直前であり、たどり着いたこの日に城は落城することになっている。

21世紀から転送された7人にはすぐさま危機が襲いかかった。騎馬軍団に発見された7人は、バラバラになって逃げ惑う。

タイムリミットは6時間。

映画情報(題名・監督・俳優など)

Timeline
タイムライン
(2003年)

監督:リチャード・ドナー
製作:リチャード・ドナー、ローレン・シュラー=ドナー、ジム・ヴァン・ウィック
製作総指揮:ゲイリー・レヴィンソン、マイケル・オーヴィッツ
原作:マイケル・クライトン「タイムライン」
脚本:ジェフ・マグワイア、ジョージ・ノルフィ
音楽:ブライアン・タイラー

出演:
クリス・ジョンストン/ポール・ウォーカー
ケイト・エリクソン/フランセス・オコナー
アンドレ・マレク/ジェラルド・バトラー
エドワード・ジョンストン教授/ビリー・コノリー
ロバート・ドニガー社長/デヴィッド・シューリス
レディ・クレア/アンナ・フリエル
ジョン・ゴードン/ニール・マクドノー
スティーブン・クレイマー/マット・クレイヴン
デヴィッド・スターン/イーサン・エンブリー
オリヴァー卿/マイケル・シーン
アルノー卿/ランベール・ウィルソン
ウィリアム・デッカー卿/マートン・チョーカシュ
フランシス・ドンテル/ロシフ・サザーランド