佐藤雅美とその作品

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略歴

(1941-   )
佐藤雅美。作家。兵庫県生まれ。
早大卒業後、会社勤務を経て作家に。
1985年「大君の通貨」で第4回新田次郎賞。
1994年「恵比寿屋喜兵衛手控え」で第110回直木賞。
現在精力的に書いている作家である。今までの時代小説家があまり扱ってこなかった職業やジャンルを舞台にしている。作家デビューが歴史経済小説の「大君の通貨」であることや、直木賞受賞作品も公事宿の主人であることからもわかる。
また、この作家の最大の特徴は、時代考証の綿密さである。他の作家の追従を許さないくらい、細かく調べ上げている。かといって、そのことが小説の中で鼻につくかというと、そうではない。一文の中にサラリと忍ばせているので、話のテンポ等を阻害することがない。作家としての力量のすごさを見ることができる。
人気シリーズも多い。

シリーズ作品

半次捕物控シリーズ

  1. 影帳
  2. 揚羽の蝶
  3. 命みょうが
  4. 疑惑
  5. 泣く子と小三郎
  6. 髻塚不首尾一件始末
  7. 天才絵師と幻の生首
  8. 御当家七代お祟り申す
  9. 一石二鳥の敵討ち

物書同心居眠り紋蔵シリーズ

  1. 物書同心居眠り紋蔵
  2. 隼小僧異聞
  3. 密約
  4. お尋者
  5. 老博奕打ち
  6. 四両二分の女
  7. 白い息
  8. 向井帯刀の発心
  9. 一心斎不覚の筆禍
  10. 魔物が棲む町
  11. ちよの負けん気、実の父
  12. へこたれない人
  13. わけあり師匠事の顛末

八州廻り桑山十兵衛シリーズ

  1. 八州廻り桑山十兵衛
  2. 殺された道案内
  3. 劇盗二代目日本左衛門
  4. 江戸からの恋飛脚
  5. 花輪茂十郎の特技
  6. 六地蔵河原の決闘
  7. たどりそこねた芭蕉の足跡
  8. 私闘なり、敵討ちにあらず
  9. 関所破り定次郎目籠のお練り

縮尻鏡三郎シリーズ

  1. 縮尻鏡三郎
  2. 首を斬られにきたの御番所
  3. 浜町河岸の生き神様
  4. 捨てる神より拾う鬼
  5. 当たるも八卦の墨色占い
  6. 老いらくの恋
  7. 夢に見た娑婆
  8. 頼みある仲の酒宴かな

啓順シリーズ

  1. 啓順凶状旅
  2. 啓順地獄旅
  3. 啓順純情旅

町医北村宗哲シリーズ

  1. 町医北村宗哲
  2. やる気のない刺客―町医北村宗哲
  3. 口は禍の門―町医北村宗哲
  4. 男嫌いの姉と妹―町医北村宗哲

その他

  1. 大君の通貨―幕末「円ドル」戦争
  2. 薩摩藩経済官僚 回天資金を作った幕末テクノクラート (=「調所笑左衛門」)
  3. 幕末住友役員会 生き残りに賭けた二人の企業戦略 (=幕末「住友」参謀 広瀬宰平の経営戦略)
  4. 主殿の税 田沼意次の経済改革 (=「田沼意次」)
  5. 江戸の税と通貨 徳川幕府を支えた経済官僚 (=「江戸の経済官僚」、「将軍たちの金庫番」)
  6. 恵比寿屋喜兵衛手控え
  7. 開国―愚直の宰相堀田正睦
  8. 無法者(アウトロー)
  9. 泥棒稼業
  10. 手跡指南 神山慎吾
  11. 立身出世―官僚川路聖謨の生涯 (=「官僚川路聖謨の生涯」)
  12. 楼岸夢一定―蜂須賀小六
  13. 幽斎玄旨
  14. 百助嘘八百物語
  15. 槍持ち佐五平の首
  16. 江戸繁昌記―寺門静軒無聊伝
  17. 信長
  18. 吾、器に過ぎたるか (=「お白洲無情」)
  19. 青雲遙かに―大内俊助の生涯
  20. 覚悟の人―小栗上野介忠順伝
  21. 十五万両の代償 十一代将軍家斉の生涯
  22. 千世と与一郎の関ヶ原
  23. 戦国女人抄おんなのみち
  24. 知の巨人 荻生徂徠伝