チルアウトとラウンジのおすすめレーベル

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Cafe del Mar (カフェ・デル・マール):Chill Out(チル・アウト)のバイブル

Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)はスペインのイビサ島サンアントニにあるサンセット・カフェである。

Chill Outの最も有名なカフェであり、Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)なしにはChill Outはなかったと言うくらいChill Outにおいて重要なカフェである。

様々なDJの選曲した曲を聴きながら、世界一美しいと言われる夕日を見る人は絶えない。

この音楽と夕日を見るためにヨーロッパ中から人が集まる。

ヨーロッパで一番有名なカフェとも言われるゆえんである。

また、ここでかけられる音楽は数々のアーティストに影響を与えていることもでも有名である。

そんなCafe del Mar(カフェ・デル・マー)のコンセプト・イメージアルバムが、シリーズ化されて毎年のリリースとなっている。

シリーズを手がけるのはCafe del Mar(カフェ・デル・マー)のレジデントDJである。

初代が今となっては伝説のDJとなっているJose Padilla(ホセ・パディージャ)である。

第1作目から6作目までを担当し、6作目後「有名になりすぎた」ためCafe del Marを去った。

その後BRUNOがレジデントDJとなり7作目から11作目まで担当した。

BURUNOはかなり精力的にコンピレーションを作成しており、彼になってからスタートしたシリーズも多い。

現在はCafe del Marの創始者の一人Ramon Guiralを中心としてチームでコンパイルしている。

また、Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)のレジデントDJ以外のDJ陣がコンパイルした別のシリーズにREAL IBIZAがある。

これと併せて聴かないと、Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)の音楽は分からない。是非、REAL IBIZAも聴くべきである。(※現在、REAL IBIZAは絶版であり、ネット配信でも入手ができない。)

Cafe del Marの冠をつけたシリーズは他に、Aria、Classic、Dreams、Chillhouseのシリーズがある。

※当サイトでは”カフェ・デル・マー””カフェ・デル・マル””カフェデルマー””CdM”などの呼び名を、その時の気分で使っています。特に日本語の表記に関しては、いろいろな表記がされているので、どれが正解なのか分かりません。ご容赦下さいませ。

Cafe del Mar シリーズのリスト・一覧

Café del Mar シリーズのリスト・一覧
Café del Mar シリーズのリスト・一覧
世界でもっとも有名なカフェ・Café del Mar(カフェ・デル・マール) Café del Mar(カフェ・デル・マール or カ...

REAL IBIZA (リアル・イビサ):Cafe del Marに並ぶもうひとつのバイブル

Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)と並ぶChill Outの代表的コンピレーション。

シリーズはREAL IBIZAをリリースしていたREACTが倒産し、それを継いだResistも2007年末に倒産したことにより中断していた。だが、REACTが復活し、2015年からREAL IBIZAシリーズも復活した。

コンピレーションの編集が、Cafe del MarのDJ陣が行っているので、実質Cafe del の姉妹版と考えてよい。

この二組でCafe del Marとして捉えないとまずい。各年の夏のCafe del Marを知りたければ、片方だけ買うのは片手落ちである。

そもそも、Cafe del Mar(カフェ・デル・マー)が最初アルバムを出していたのが、このREAL IBIZAを出しているREACTであった。

当時のCafe del MarのレジデントDJ Jose Padilla(ホセ・パディージャ)の個人アルバムをREACTがリリースすることを渋ったので、Cafe del MarはMANIFESTOにレーベルを移籍してしまった。

Jose Padilla(ホセ・パディージャ)はMANIFESTOから個人アルバムをリリースすることができ、Cafe del Marも引き続き、8作目までMANIFESTOからリリースされる。

さて、話を戻すと、Cafe del Marがレーベルを移籍したが、REACTはChill Outのコンピレーションを作りたかったらしい。Cafe del Marで回している別のDJ陣を迎えてリリースを始めたのが、このシリーズである。

毎年、Cafe del Marのリリースを前後してREAL IBIZAはリリースされていた。

以前はDJミックスとコンピレーションの2種類をリリースしていたが、2004年からはコンピレーションのみに絞ったようである。

また、このシリーズはアナログがあるので、見つけたなら、ターンテーブルをもっている人はCDよりアナログの方を買うべし。

当サイトで紹介しているReal Ibizaの一覧

HED KANDI のChill Out

Cafe del Mar同様IBIZA系といってよいHED KANDIのChill Outシリーズは2系統ある。

一つがServe Chillで、もう一つがWinter Chillである。

HED KANDIの場合、他のシリーズもそうだが、同じアーティストによるジャケットも評判になっている。ジャケットだけでもかなりおしゃれなレーベルである。

収録されている曲は、若干ミーハーな要素(その年のクラブでヒットした曲や、そのオリジナルをサクッといれてみたり…)があるが、オッと思わせる選曲もあり、レベルは決して低くない。

ジャンルをこだわらず、幅広くテクノ、ハウスからポップスまで様々にコンパイルしているので、Chill Outの持つ本来の広がりを楽しむことができる。ただし、Cafe del Marのようなストーリー性はない。

総合的には買いだと思っているシリーズである。なぜならば、Cafe del MarやREAL IBIZAに収録されていない、掘り出し物の曲が紛れ込んでいることがあるシリーズだからである。

当サイトで紹介しているHed Kandiの一覧

IRMA (イルマ):イタリアンChill Outの代表格

Cafe del Marを中心としたIBIZA Chill Outに対して、IRMA Chill Out cafeはITALIAN Chill Outを発信している数少ないレーベルである。

イタリアにはLounge(ラウンジ)の人気レーベルがいくつかあり、そちらの方に目がいきがちであるが、ちゃんとChill Outを出しているレーベルもあるのである。

さて、IBIZA系に比べると若干重い感じがするのと、ハウスの比重が大きいように感じられるのが特徴かも知れない。

そういう意味ではChill Outの広がりを感じさせてくれるレーベルでもある。

また、シリーズではIRMAに所属しているアーティストの作品をコンパイルしているので、レーベルとしての色が強くでているのも特徴である。

さらには、未発表曲が必ず入り込んでいるので、このシリーズを買わないと聞けない曲も含まれている。

リリース年を見れば分かるが、定期的にリリースしているわけではない。(6)以後1年空いたので、もうこのシリーズは打ち切ったのかと思ったくらいである。

最後に、IBIZA系とは音が若干異なると書いたが、双方のDJは交流があり(ま、狭い世界ですから)、IRMAからはChris CocoのDJミックスをリリースしているし、IRMAのアーティストの曲がIBIZA系でも使用されている。

当サイトで紹介しているIRMAの一覧

IBIZA系Lounge

IBIZAにおいてChill Outの方が有名であるが、そこはそこ、それなりにLoungeもあるのである。

Bambuddha Grove

IBIZAの真ん中(山の中といった方が的確か)あたりにあるレストラン&バー。

IBIZAの中では隠れたスポットの一つである。海辺にあるわけではないのだが、Bambuddha Groveで流れる音楽には、やはりIBIZAらしさが漂っている。

一概にLoungeにくくってしまうのはどうかと思うような構成をしている。しかし、Chill Outとは言い難い。どちらかといえばLoungeに近い感じがするので、ここにまとめているが、もしかしたら新しいスタイルに発展する可能性がある。

Macao Cafe

IBIZAの古い港にあるレストラン&バーである。洗練された食事やIBIZAらしい雰囲気は、IBIZAの夜を彩るのに最適である。(中国のマカオにあるCafeではありません。)

本シリーズは、Etnicaのイタリア人DJ Maxで、サイケデリック・アンビエント・チルアウトとは一線を画したラウンジ色の強い選曲となっている。

Hotel Costes(ホテル コスト)

ジルベール&ジャン=ルイ・コスト兄弟が仕掛けたホテル。パリのヴァンドーム広場にあり、ホテルにはコスト兄弟の名を冠した。

アーティスト、モデル、映画業界人などのセレブリティが集うホテルとして有名。

ホテル内にあるラウンジ&レストランをイメージしたDJミックスのコンピレーションが1999年の第1弾を皮切りに毎年リリース。

世界中で高い評価を受けた。 ホテルのコンセプトが”for the hotel’s first class guests”。これを体現しているDJミックスのコンピレーションでもある。

スタイリッシュをもとめる人には必需品ともいえるコンピレーションだろう。

このシリーズを手がけるのが、Stephane Pompougnac(ステファン・ポンポニャック)である。ホテルのレジデントDJでもある。

また、さまざまなセレブリティのパーティでもプレイする。ラウンジ界の大物DJである。彼の影響もあり、ホテルやフーディング・レストランからオリジナルのコンピレーションが多発されるという現象が生まれた。

当サイトで紹介しているHotel Costesの一覧

Buddha Bar(ブッダ・バー)とSiddharta(シッダールタ)

パリで1996年にオープン。

エントランスを入り、階段を降りると、吹き抜けの大空間が開けている。

地下1階がウエイティングバー、地下2階がレストラン。

ここに6~7メートルはありそうな巨大仏像が鎮座している。その様子はCD内の写真で確認が出来る。

レストランのメニューは無国籍料理。こうしたレストラン系コンピレーションの先駆的作品が本シリーズである。

仕掛人は空間プロデューサー、レイモン・ヴィザン。彼は「George V Records」も立ち上げ、ここからシリーズはリリースされている。

本シリーズはDJミックスのコンピレーションである。担当しているのは、以下のDJ達。

・Claude Challe(クロード・シャル/クロード・ シャーユ)。1945年チュニジアに生まれ、その後フランスへ家族とともに移り住む。若いころはヒッピーにような生活を送っていたらしい。いったんフランスに戻り、DJとしてスタートを切る。1990年代にはイビサで活動をしていた。1996年にBuddha Barのオープンとともにレジデントに就任。

・David Visan(デビッド・ヴィザン)。ルーマニア人の父とヴェトナム人の母との間に、フランスに生まれる。DJ活動を始め、彼のルーツとなる音楽を表現し始める。

・Ravin(ラヴィン)。1966年、インド洋に浮かぶモーリシャス島に生まれる。フランスに移り住み、DJとして活動をする。Claude Challeと出会い、エレクトリックフュージョンとワールド・ミュージックに目覚める。Ravinの仕事に「Siddharta」シリーズがある。Buddha Barの姉妹版である。

・Sam Popat(サム・ポパット)。インド人の両親を持ち、マダガスカル生まれ。パリにも住んだことがあるようだ。NYのブッダバーのレジデントDJ。

Siddharta(シッダールタ)シリーズはBuddha Barの姉妹版であり、Buddha Bar同様のDJミックスのコンピレーションである。

このシリーズの担当は、Ravin(ラヴィン)。おそらく、このシリーズでのRavinが本来の彼のスタイルなのだろう。Buddha Barシリーズでの仕事よりも、このシリーズの方がいい仕事をしているのは皮肉である。

題名のSiddharta(シッダールタ)は仏教の開祖である釈迦の本名(俗名)、ゴータマ・シッダッタ((パ)Gotama Siddhattha)(ガウタマ・シッダールタ((梵)Gautama siddhaartha)からとったのだと思われる。Buddha Barの姉妹版だから間違いないとは思うが、若干表記が異なるのはフランス語とのかねあいかもしれない。

当サイトで紹介しているBuddha Barの一覧

Six Degrees (シックス・ディグリーズ)

1996年に独立系のレーベルとしてアメリカ西海岸に誕生したレーベル。

アメリカにあるレーベルとしては非常に珍しく、無国籍な、クロスオーバーな音楽を発信している。

シックス・ディグリーズは、自身のレーベルをワールド・ミュージック・レーベルとは言っていない。

だが、そのリリースしている音楽性を見てみると、このレーベルこそ”真”にワールド・ミュージック・レーベルと呼べる希有な存在である。

また、レーベル内のアーティストも多士済々であり、ワールドミュージックに限らず、チルアウトやラウンジの分野でも活躍しているアーティストが多い。

そう考えると、このレーベルは、チルアウト/ラウンジとワールドミュージックを繋ぐ位置にあるといっても良いかもしれない。

当サイトで紹介しているSix Degreesの一覧