Hotel Costes 9の紹介と感想(超おススメアルバム)

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このアルバム

Hotel Costes(ホテル・コスト)第9弾。タイトにカッコイイ感じの仕上がりとなっており、今までのシリーズと少し印象が異なる内容となっている。まとめ上げるというよりは、尖った部分を持ち合わせ、シャープにクールにというミックス。

ハウスが主体だとどうしても、中性的になりがちだが、男っぽいところが前面に出ている。個人的にはこうした音の方が好きだ。男っぽく感じるのは、多分ロックっぽい面があるからなのだろう。ローリング・ストーンズのリミックスがあれば、当然か。

HotelCostes9

Hotel Costes
2006
Hotel Costes 9
compiled by:
Stephane Pompougnac
label : Pschent Music

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曲目

artist / title
1. Stephane Pompougnac / The Ballad of Sacco And Vanzetti
2. Neobe, Adani & Wolf / No One In This World
3. Jehro / All I Want
4. Ohm G & Bruno / One
5. Freedom Dub / Emotional Rescue (2 Many Beats Remix)
6. Gotan Project / Diferente
7. S-Tone INC / Con Mi Sombra
8. Parov Stelar / Kiss Me Twice
9. Status IV / You Ain’t Really Down (Jazzanova’s Hey Baby Remix)
10. Paul & Price / Little White Roses (with Todd Ivy)
11. Rhythm & Sound / Free For All (Soundstream Remix) with Paul St. Hilaire
12. One Self / Bluebird
13. Rouge Rouge featuring Karin Viard / Et toutes ces choses…
14. Djako / Paris…demain matin…
15. Niko / Womb
16. Alif Tree / Belle

1曲目:バンドネオンの音も軽やか。とっても軽快な出だし。Stephane Pompougnacも、作る方のがずいぶん上手くなったものだ。と思っていたら、作曲はJoan Baezで編曲が映画音楽の巨匠Ennio Morriconeということらしい。

2曲目:1曲目とのつながりがとってもいい。気怠い感じの雰囲気もよし。

3曲目:そして、この少し明るめなアコースティック曲が、前曲と対比されていい感じだ。このあたりの構成はベテランDJならでは。上手く全体の流れを作っている。

4曲目:アコースティックな曲から、リズムがタイトな曲へ。このつなぎが、このアルバムのクールな一面を強く出している。ミニマルなリズムにメロディ。これで、Cafe del MarのBrunoもHotel Costesに進出ですな。

5曲目:前曲までで、一端の流れが終了。クールな面から、明るめのホットな一面へと移行。さて、この曲、ローリング・ストーンズ (The Rolling Stones)の同名のアルバムからのアルバムタイトルのリミックス。

6曲目:いかにもフレンチという曲。5曲目と7曲目のつながりに使われている感じ。

7曲目:しっとりとした南米の大人の雰囲気を、ジャズの薫りとともに。こうした艶やかな音は、ラウンジならでは。

8曲目:こういう曲の選曲は、今までのHotel Costesのシリーズ通り。ちょっぴり可愛らしい面を持ち合わせている。だが、こうした曲が少ないのが今回の特徴。

9曲目:閑話休題といったところ。

10曲目:シンセがきらびやか。キラキラしているわけではない。この音色にボーカルが上手く乗っている。シンプルな雰囲気は北欧系のラウンジに近い。A~Bランクの曲。後半戦のスタートといった感じか。

11曲目:さらに飾り気のないシンプルな曲。こうした展開は上手い。

12曲目:ここで、Hip Hopへ。どうも、最近のリリースされるラウンジにはHip Hop系が1曲は収録される傾向があるように思う。流行なのだろうか?

13曲目:前曲でHip Hopを使っているので、こうした普通のダウンテンポに戻ると新鮮な気持ちになる。サンプリングで1957年の曲”Zon…Zon…Zon”(Witten by Maurice Vidalin, Composed by Jacques Datin)が使われているようだ。…ってこんな曲知りません。

14曲目:ボーカルの入れ方が面白い。これも、今までのHotel Costesならではの選曲。

15曲目:気怠い感じへ。Trip Hopといえるかどうか微妙だが、Trip Hopっぽい、気怠く、ダークな雰囲気が漂う。

16曲目:多くの楽器を使っている印象を受ける。奥行きが感じられる。これもある意味Trip Hopの影響があるのかもしれない。Trip Hopの抱える狂気と同じような一面がチラリと覗いている。

アルバムの評価

★★★★★★★★★☆
【評価の内訳】4.5
【構成・バランス】A=2.0
【飽きのこなさ】A=2.0
【曲の好み】Av.0.5
Aランク:-
Bランク:1曲目、3曲目、4曲目、5曲目、7曲目、10曲目、11曲目、15曲目、16曲目

コンパイラーの紹介

StephanePompougnacステファン・ポンポニャック
1968年、フランス出身。
1986年よりクラブでDJ活動を開始、パリのあらゆるクラブでキャリアを積み重ね、やがて伝説的クラブ「Bains Doutches」で活躍。
世界中のセレブリティたちが集うホテルとして有名なパリのHotel Costesのパートナー、ジャン=ルイ・コストに見出される。このHotel CostesのレジデントDJを勤め、MixCD「HOTEL COSTES」シリーズで一躍トップDJへ。
ホテルのラグジュアリーな雰囲気と彼の音楽スタイルが見事にマリアージュした同シリーズは、ヨーロッパを始め世界中で高い評価を受け、ラウンジ・コンピレーションの一大ブームを巻き起こした。
以来、世界中のGUCCIのパーティでもプレイをするスターDJに。2003年「LIVING ON THE EDGE」をリリース。